もっと知りたい水道のこと

水道用語集

もっと知りたい水道のこと(水道用語集)

水道用語集
オゾン

3つの酸素原子からできた分子(O3)で、空気中の酸素と太陽光線によって作られます。オゾンはフッ素に次ぐ強力な酸化剤であり、これを利用して色度、異臭味の除去、有機物の分解を行うものである。しかし、副生成物を生じるため、日本ではオゾン処理の後に活性炭吸着処理を行うこととされている。

活性炭

水の中の不純物を吸着する性質を強めた黒い炭。

下方注入式オゾン接触槽

濃度の高いオゾンガスを効果的に反応させるため、水流エネルギーを利用して溶解反応させる下方注入方式の接触設備(Uチューブ)。

凝集沈澱池

混和池、フロック形成池、沈澱池の総称。

傾斜板(沈澱池)*

沈澱池の固液分離部に傾斜した板を多数設置し、沈降面積を増やし、処理能力を向上させた沈澱池。

懸濁物質

浮遊物質とよばれ、水の濁りの原因となる物質。

原水*

浄水処理を行う前の水。(淀川の表流水)

コージェネレーションシステム

石油やガスを燃料として、発電機を回して電気をつくり、発電時に発生する排熱を回収、工場の熱利用や業務用ビルの冷暖房、給湯に利用するシステム。

混和池

原水に凝集剤を注入して、迅速に混和させる池。

混再凝集混和池

2回目の処理(処理途中の水に薬品を混和させる池をいう。)

上向流流動層方式

流体と固体との接触操作のために、装置下部から流体を吹き上げ、固体粒子を浮遊懸濁状態に保つ反応装置。粒状活性炭吸着設備の場合は膨張床とも呼ばれ、加圧型と開放型がある。活性炭は槽内で膨張層を形成し、徐々に下降しながら、下部から導入された原水と接触して連続的に排出される。損失水頭が小さいこと、頻繁な洗浄を必要としないこと、細かい活性炭を使用できるため接触時間を短くできることが長所である。しかし、流量 の変更がむずかしいことが短所である。

ダイオキシン*

水素原子の一部あるいは全部が塩素原子に置換したポリクロロジベンゾパラダイオキシン(PCDD)かPCDDの一種ある2,3,7,8-テトラクロロジベンゾパラダイオキシン(2,3,7,8-TCDD)を指す。TCDDも含め、PCDD類は不純物として生成されるだけでなく、ごみ焼却場などのように有機物と塩素化合物が反応したり、製紙工場でパルプを漂白する際に発生することが確認されている。

着水井

浄水場に入ってくる原水の量を調整または流量計流のために設ける池。

沈澱池

原水中の浮遊物質を自然にまたは凝集剤の使用により沈める池。

トリハロメタン*

メタンの水素原子3個が、塩素、臭素、あるいはヨウ素に置換された有機ハロゲン化合物の総称。水道原水中に存在するフミン質などの有機物を前駆物質として、塩素処理によって生成する。なかでもクロホルムは発癌物質であることが明らかになっている。水道水質基準は総トリハロメタンとして、0.10mg/L以下である。

排水処理*

沈澱池に堆積した懸濁物質、ろ過池の洗浄水に含まれる懸濁物質が汚泥として発生する。この汚泥は濃縮され、脱水されて固形のいわゆるケーキとして処分される。この工程を排水処理という。処理方法には、天日乾燥方式、石灰添加加圧脱水方式、無薬注加圧脱水方式、造粒脱水方式、凍結融解方式がある。

バクテリア

核膜、ゴルジ体、ミトコンドリアなどの細胞小器官を持たない単純な原核細胞からなる単細胞生物。

微生物の不活化

微生物が、外的な要因によって生命体としての機能や増殖性、感染性、免疫原性などの生物学的活性を失うこと。

フロック

水に凝集剤を混和させたときに形成される凝集体。

フロック形成池

凝集剤の混和後、ゆるやかな撹拌を行い、微少なフロック粒子同士を衝突させて合体し、大きなフロックに成長させる池。

有機物の分解

生物に由来する炭素原子を含む物質の総称を有機物という。これを、個々の要素に分けること。

ろ過速度

原水または予備処理水が1日にろ過池の砂面を通過する長さ。

ろ材

ろ過に使用する材料をいう。主として砂、珪藻土、無煙炭、活性炭が用いられる。

*は、社団法人 日本水道協会発行 水道用語辞典 参照
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