阪神水道企業団とは?
水道水をつくり卸売りする団体
淀川から取水して浄水場で水をつくり、阪神間の神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、そして宝塚市(5市)に水道水の卸売り(「水道用水供給事業」と言います。)をしている特別地方公共団体です。
日本で最も古い水道企業団
その歴史は古く、阪神水道企業団は、阪神間の16市町村(現在は5市)に水道水を卸売りするために、昭和11年7月に設立され、昭和17年4月に給水を開始しました。
当時、水道水の卸売りを目的として、市町村の枠を超えて設立された事業は非常に先進的であり、広域行政のパイオニアだったとも言えるでしょう。
企業団(地方公共団体の一つ)
地方公共団体が、その事務の一部を共同処理するために設立する地方公共団体の組合を一部事務組合といい、そのうち、地方公営企業の経営に関する事務を共同処理する一部事務組合を企業団といいます。
職員=地方公務員
阪神水道企業団は特別地方公共団体であり、職員の身分は地方公務員です。
給水人口280万人(関西第3位※)の生活を支える
あまり知られていませんが、阪神間の280万人もの住民の方々の利用する水道水を供給しています。阪神水道企業団は、多くの方々の生活を支える団体であり、その業務はやりがいのあるものだと考えられます。
※出典:総務省『平成29年度 地方公営企業決算状況調査』
